世界的なパンデミックが続くなか、昨春の出版業界では雑誌の発行中止や書店の休業といった打撃とともに、学習参考書や児童書、電子書籍への特需や地域の書店に多くの来店客が訪れるなど、プラスの影響も受けました。また、出版社がオンライン営業に力を入れるといったDXも進んでいます。一方で、出版流通の危機的状況はさらに進んでおり、取次各社は改革に向けた動きを加速しています。出版業界が置かれている最新の状況と、今後の出版プラットフォームの方向性などをレポートします。

― 主な講義内容(予定) ―

・コロナ下での出版市場
・紙・電子に発生した特需とその影響
・有名作家が電子書籍化を解禁
・オンライン営業が拡大
・書店は立地・規模によって明暗
・書店マージン増額が急務
・コロナ禍と「ギフトブック・キャンペーン」で見えた書店のポテンシャル
・出版流通危機“タイムリミット”は2021年度?
・これからの「出版プラットフォーム」の形
・出版業界のビジョン共有と社会アピール必要に
※進行の都合により内容が変更される場合があります

講師:星野 渉(ほしの・わたる)氏

株式会社文化通信社専務取締役 1964年東京都生まれ。1989年國學院大學日本文学科卒、文化通信社で主に出版業界を取材してきた。NPO法人本の学校理事長、東洋大学、早稲田大学で非常勤講師。著書に『出版産業の変貌を追う』(青弓社)、共著に『本屋がなくなったら、困るじゃないか』(西日本新聞社)など。
【講座概要】
日 時:2021年4月21日(水)15:00~17:00
開催方法:オンライン(Zoomウェビナーによるリアルタイム開催)
参加費
出版クラブ維持員社 4,000円(税込)※関連会社は一般扱いとなります
一 般       6,000円(税込)
※必ず下記リンクにてご確認ください
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定 員:120名(申込順)
締 切:2021年4月20日(火)
主 催:一般財団法人 日本出版クラブ

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