東日本大震災を契機に始まった、被災地の読書環境を支える活動です。
現地の声を聞き、地域の書店とも連携して必要な本を届けています。
「東日本大震災」発生後に発足した<大震災>出版対策本部を端緒として、被災地の読書環境と人々の心の復興のために、会員社を中心にさまざまな支援を行っています。
2011年の東日本大震災の際には「出版復興基金」を募集し、多くの方にご寄付をいただきました。その後2021年3月まで丸十年の支援ののち、活動はいったん一区切りとしましたが、2024年1月の能登半島地震を契機に、災害発生時のすみやかな支援開始を目的として「震災対策室」が設立され支援活動を行っています。
「東日本大震災」出版対策本部 10年の記録
2024年から能登半島では、石川県珠洲市、輪島市、七尾市、穴水町、能登町の仮設住宅集会所・公民館、計35ヶ所に「能登の置き本」 を設置して、年3回、図書の寄贈を行っています。選書にあたっては、リクエストノートや住民の方のご要望をヒヤリングして、必要な本が届くようつとめています。
また、現地の本屋さんからも購入し、寄贈本と一緒に配達してもらうことで、書店と住民の方のつながりが維持できる形としています。



【図書寄贈先】被災した各自治体と協議のうえ、5自治体 35 ヵ所に決定。珠洲市(10 ヵ所)、輪島市(7ヵ所)、能登町(6ヵ所)、穴水町(6ヵ所)、七尾市(6ヵ所)の仮設住宅集会所、公民館など。詳細はGoogle マップ上に掲載
番外編:輪島市立図書館 蔵書移転作業 支援プロジェクト
2025年秋、現地に入った鎌倉幸子震災対策室委員(NPO法人エファジャパン)を通じて、被災した輪島市立図書館が蔵書を退避させた文化会館の建て替えが急に決まったため、期日までに移動しなければならない。しかし、運送手段も人手も足りないとの情報が伝わり、緊急に2トントラックの手配と現地ボランティアの募集を支援しました。
輪島市立図書館司書・堂ヶ口真奈さんより御礼とご報告
急なお願いにもかかわらず11月23日~28日の5日間、輪島市立図書館の引越し支援のために、輪島市までお越しいただきありがとうございます。皆さまのご協力により、解体予定の建物の中にあった輪島市立図書館の蔵書85,000冊を運び出すことができました。
10月23日の図書館総合展の震災フォーラムの報告の中で引越しについての課題共有があり、そこから約1か月で図書館を空っぽにすることができました。引越しが間に合わず解体作業がスタートすれば、本はがれきの中に沈む…と聞いておりましたので、皆さまのお力添えにより1冊も取り残すことなく移転することができました。
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